「望楼の家」では、少しでもお子様が遊べる面積を増やしたいというご要望があり、キッズスペースの一部に吊り小屋を設置しました。
内部は、お子様であれば3~4人位が入って遊べる程度の広さですが、強度的には大人4人が入っても問題ありません。
当初は、入り口以外の開口は落下しないように小窓とする予定でしたが、施主様の「落ちるのも経験」というご意向で、どこでも出入りできるようなつくりとなりました。
とはいえ、基本的なアクセスは鉄パイプを曲げてつくったはしごからになります。
このスペースではいくら暴れても下の階に迷惑をかけることもありません。
内部は輸入クロスを貼って、異空間となっています。
天井裏にある程度の懐が必要など多少の設置条件はありますが、遊び場だけでなく、二段ベッド代わりや片付けスペースとしても活用可能な貴重なスペースになると思います。
「ステージのある家」ではその名の通り、家のあちこちにステージのような「登れる場所」があります。
マンションの場合は戸建てに比べると上下への移動が限られますが、このようなステージを設けることで、子どもたちもさまざまな角度から家を見ることができます。
また、高くなったところだけを「おもちゃを広げて良い場所」とか「昼寝の場所」などと意識付けることもできます。
この写真は富ヶ谷の家で押入れの一部を遊び場にしています。はしごを登っていくことで特別な場所という感覚もあり、引き戸の締め方次第では閉じこもることもできます。
子どもたちにとって家の中のステージはとても魅力的な場所だと思います。
就寝前に絵本を読むお子さんや、お子さんがまだ小さい場合はご両親が読み聞かせをするお宅も多いのではないでしょうか。
今回は絵本を収納できるヘッドボードをご紹介します。
今読んでいる本を収納できるだけでなくお気に入りの絵本を立て掛けておけばインテリアにもなります。
また枕元に本の収納スペースがあれば、お子さんが自分で片づけをする習慣をつける手助けになるかもしれません。
大人になっても、枕元に子供の頃の想い出がたくさん詰まった絵本が飾ってあれば、一日の終わり、ほっと息がつけるような気がします。
カラフルな棚のご紹介です。この棚の扉はスライド式で、棚に対して扉は半分の枚数しかありません。ぬいぐるみや本は扉のない部分に、細々としたおもちゃなどは扉のある部分へなど、見せる収納と隠す収納を同時に使いわけることができます。
いろんな使い方ができるので、お子さんの想像力を育てるのに役立つというメリットもありそうです。
扉の色はお子さんが好きなカラーを選べば、苦手な片付けも楽しくなる…かもしれません。